kob300mの日記

一眼レフ初心者、灯台巡り初心者の奮闘記

六島灯台を訪問しました

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令和4年10月15日、岡山県の笠岡港

住吉乗り場に到着したのは、13時5分過ぎ

六島行きフェリーは13時20分に出港、

大慌てで車を無料駐車場に停めて切符を

買い、船に乗り込んだのは5分前だった

 

広島空港近くのレンタカー店を出発したのが

10時少し過ぎ、カーナビでチェックすると

笠岡港までは1時間ちょい…

ここで欲がでて、どうせ途中だしで、

カーナビに尾道灯台を打ちこむ

下道を懸命に走ったが渋滞があったりで

かなりの時間をロスしたが、1時間ちょい走って

灯台近くまで来たが…路駐スペース無しで…

尾道駅近くで、人も多い…車の通りも激しく…

時間も気になり…

灯台は確認する事は出来たのだが

横目でチラリと見て素通りの無様に結果になった

残念だが気を取り直し、下道を数キロ走り

やっとに高速に入りカッ飛ぶ!

だが変な自信があったのか、SAで「尾道ラーメン」

食べて うめぇーなぁーなんて余裕かまし

いたら、更に時間がヤバくなって

かなりのペースで、カッ飛ばした

そして、

13時前に笠岡港に着いのだが、なんと伏越港

フェリー乗り場に!誘導されてしまった

そして大いに焦って住吉乗り場に

向かったのだった

それで冒頭の5分前乗船となったのだ

 

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この日お世話になった

小型のフェリー「しおじ」

確か60人ぐらいな定員だったか

六島までの金額は片道1280円

六島は笠岡諸島のひとつで、

笠岡→神島→高島→飛島→六島の

順にそれぞれの島の港に停まって

1時間かけ、最後に六島の前浦港に到着する

 

小さな船で、揺れないか不安になったが

そこは流石、瀬戸内海!港をでてすぐに

不安は吹き飛んだ

うねりの無いベタ凪の海をちっこい船は

ズンズン進んだ

 

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灯標や灯浮標や行き交う船舶たちに

おもわず、パラダイスかよ

なんて思ったり…

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備中大浦港3号防波堤灯台
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湛江港B防波堤灯台

なんて事ない防波堤灯台にも、ワクワクする

そして、

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六島灯台はすぐそこ

前浦港に到着、楽しい時間を過ごさせて

もらった

 

島に到着して歓迎してくれたのは

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猫たち、本物だったりオブジェだったり

そして港に降りてすぐの島で唯一の診療所

六島診療所に立ち寄り、トイレを拝借

六島診療所は、島を訪れる人たちの為24時間

解放されているようだ

ここはトイレ、また待合室として利用して

いいみたいだ

全くもって有り難い事だ

 

灯台を目指す前に、お茶やコーヒーで買って

行こかと自販機を探すが見当たらない

そう、やっちまった!なのです

島には自販機はありません!

詰めが甘かった!

手持ちのペットボトルは、お茶200cc、コーヒー

150cc程

まぁ、帰りまで耐えましょう!で灯台へ出発

灯台までは猫たち?が案内してくれる

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多少の坂道だったが15分程で灯台

到着

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灯台周りをウロウロして撮影

ここからの景色も最高だ

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六島灯台灯台周りにたくさんの水仙

咲く事で有名で、自分としても水仙と点灯シーンを

撮影する事を計画していて

その為には島で一泊しなくてはならないが、

島で唯一の宿泊所の「島小屋」さんは

コロナの影響で

ここ3年ほど、県外のお客は宿泊NGで

計画を果たせなかったのである

 

写真も十分撮ったし本来ならここで

引き返すところだが、今回の目的はそう

LED化前のフレネルレンズの点灯シーンを

撮影する事だった

LED化の情報を得たの8月のおわり、そして

9月後半には水島海上保安部にLED灯器が

届いた事を確認した

 

10月の後半に灯台内部の一般公開があり

その時にレンズを間近で見れば良いのだが、

たくさんの人が集まるところは苦手なので

早めの出動になった

10月にしてはメッチャ暑い日差しだったが

やっと、お日様が西に傾き始める

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すぐ目の前は四国、讃岐三埼灯台も夕暮れ色に

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六島灯台も段々とオレンジ色に

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笠岡港住吉乗り場行きの最終便のフェリーを

見送る頃にはご覧の通り

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そして点灯

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暫し、堪能

やっぱ、いいねー

水仙の花の中の点灯が見たかったね

コロナが憎いな

何度も振り返りながら灯台を後にした

 

点灯見たさに島に居残りした

帰りの船はもう無いので、海上タクシー

お願いする事にして港に向かう

途中、六島浜醸造所のスペースで島の

おじさんたちがバーベキューをしている

挨拶をすると、話かけられて

ビール飲んで行きなよ、焼き肉食べて行きなよ

って誘われた、

ありがとうございます!でも

海上タクシー呼んでいるからと

丁寧にお断りした、ただ喉がカラカラだったので

水を下さいとお願いしたら、缶ビールまで頂き

島のおじさん達の優しさに心から感謝した

 

実はこのシーン、NHKのBSの離島を紹介している

番組の六島編で見た事があるシーンだ

夕方になると皆んな集まって、猫たちに囲まれて

一杯やっているシーン!

なんか、羨ましいなぁーって思っていた

そんな人たちと関われたなんて、

凄くラッキーだった

 

頂いた水をゴクゴク飲んで

体力復活で、前浦港に到着した

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見送りの猫たちに挨拶

 

港から讃岐三埼灯台灯台の点灯も撮影

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20分程待って海上タクシーは到着した

 

フェリー乗り遅れたの?

いや、六島灯台の光ってるところが見たく

のんびりしてました

そうなの??

船長さん、多分変な顔してたと思う

(暗がりで分からない)

 

ちっこい船はと笠岡港を目指して出発

海上からの六島灯台の灯りはとても優しかったし、

星空も綺麗だったし、遠くで光る灯台たちの灯り

も美しかった

 

車で言うと時速40キロ、もう少しスピードは

出るけどこれくらが安定して丁度いいんだよ

最近、映画ラジェションハウスの撮影が

近くの島であって俳優さん達の送り迎えで

笠岡の港と100往復以上したよ

今日は、結婚記念日でこれから娘夫婦の

家に行ってお祝いしてくれるんだよ

 

年齢も近い事もあって話は大いに盛り上がった

約50分で住吉乗り場まで無事帰ってきた

料金は結構な金額であったが、自分にとっては

最高の時間を過ごさせてもらったと心の底から

思った

 

笠岡を後にして、東広島の宿に着いたのは

22時ごろだった

 

少し長い記事なったけど、最後まで読んで

くれてありがとう