kob300mの日記

一眼レフ初心者、灯台巡り初心者の奮闘記

玄海島灯台を訪問しました

f:id:kob300m:20230427125011j:image

令和4年12月26日、訪問する灯台玄海島灯台

能古島灯台の2基のみだが、どちらも福岡市内から

近いけれど離島のため、車でそのままは行けない

どちらの灯台から回るか前日夜まで悩んでいたが…

 

結局、玄海島灯台から回って能古島灯台の点灯を

撮影して、大急ぎで福岡空港に戻って羽田まで帰るの予定を考えた

 

玄海島行きの第1便フェリーは、8時50分発

予定がグズグズだった為、宿を出たのは出港の

40分前!ギリギリだが間に合う計算

で、港に到着したのは20分前!だが様子が

ちょい、違う、まるで空港の様、

インフォメーションの女性の方に尋ねると

なんと乗り場が違って、ここから10分位車で

かかるの事だった

なんだか、福岡港国際ターミナルって所に

来てしまった…韓国行っちゃう?笑

 

この時点で、あと15分も無い感じ

ここからは脱兎の如く…

切符を購入して船に乗船したのは1分前だった

切符売り場が何処なのか、よく分からなかった

ので、とにかく大慌て!とりあえず、

福岡ふ頭第一ターミナルって所が正解だった

https://www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/kyakusen/hakata-port/hyo.html

行けばなんとかなるって、ろくな下調べも

しなかった事を反省した、まぁ〜毎度の事

なんだけど、

座席に座る間も無く船は走りはじめた

さぁー、デッキに出て撮影しようと思ったが

デッキに出る事は禁止されていた

この日だけなのか、通年なのかは分からず

仕方なしでぼんやり景色を眺めて楽しんで

いたが、いつのまにか船が結構揺れ始める

波のチェックなんかしてなかったが波高1.5

メートル以上あったじゃないかな、デッキに

なんか出れる訳ないわな

それでも定刻通りに玄海島に到着したが、

写真一枚も撮れずの恥ずかしい事態に

 

先ずは、島に一軒のスーパーに立ち寄り

少量の食べ物に飲み物を購入した、六島の

一件があるので…

 

f:id:kob300m:20230520211101j:image

港を降りてすぐのマップを参考に灯台

目指して歩き出す、ネットの情報も頭の中に

入っている、つもりだが…

灯台への道の第1ポイントの玄海小中学校を

目指して歩きはじめる

玄海島は、2005年の福岡県西方沖地震

大きな揺れで家屋の7割が全半壊したとの事で

今は高台に新しい綺麗な家が整然と建っている

その家と家の間を縫うよに道路と階段が整備

されている

f:id:kob300m:20230520234545j:image
f:id:kob300m:20230520234550j:image

こんな階段をせっせと登り、港から小中学校まで

20分位かかった

f:id:kob300m:20230520234856j:image

学校脇の道を歩いて行くと道は狭くなってくる

さらに進むと神社がある

f:id:kob300m:20230520235139j:image

無事に帰って来れる様に神様にお願いする

ここから50メートル程で山道に入る道があり

ここが第2ポイントになる

f:id:kob300m:20230520235553j:image
f:id:kob300m:20230520235548j:image

柵に黄色テープ、そこを左に

ここまで来れば、後は道なり

の筈だったが……

灯台への道はしの藪になってしまっていて

この道じゃないって、上の方向に登って行ったり

また、戻ってみたり… 結構体力を消耗した

しの藪になっている所が灯台への道である事は

間違いないのだが、冬で枝が枯れているのだが

とても人が通れる感じは皆無だった

仕方なく、もう一つのルートを目指す

旧体育館脇の階段を登って行く道があるとの事で

そこにも行ってみたが、どうにも道が見当たらない

また、引き返し最初の道を行くがやはり無理だった

1時間以上の時間が過ぎた

帰りのフェリーの時間もあるし、今回は訪問を

諦めて、引き返す事にした

どうにも悔しくて腹が立った、ネットの情報を

見る限りは楽勝のはずだったので

足取り重く学校まで、戻った

f:id:kob300m:20230521161722j:image
f:id:kob300m:20230521161717j:image

苦し紛れで、学校前から玄海港第6号防波堤

灯台を早速した

再び歩き始めると…

その学校のすぐ下で草木の手入れをしている?

お爺さんがいたので、ダメもとで灯台までの道を

尋ねてみた

結構高齢で訛りも強くて、なかなか意思疎通が

上手くいかなかったが、灯台まで一緒に行って

くれるみたいな事になった

有り難かった、でも本当に連れて行ってくれのか

とにかく不安だった

ゆっくりと今歩いて来た道を戻る

訛りが強い?いや高齢の為?話の

内容はよくはわからずだが、沢山いたイノシシも

大分駆除された事、この島のイノシシは99%

人を襲う事はないって言う話しは、よ〜くわかった

そこ、大事!イノシシ捕獲の柵(罠)、何個か

みてるからね(しかし、1%のイノシシはヤバい?)

で結局、旧体育館脇の階段を上がって行って

その先は道じゃない様な道を案内された

さっきも来たが分からなかった道だ

f:id:kob300m:20230521003207j:image
f:id:kob300m:20230521003212j:image

ここで、お爺さんとはお別れ!

たくさんの感謝の言葉を送った

本当にありがとうございました

道が分からなかったら、すぐに引き返すように

と念を押された

灯台の神、いや玄海島のお爺さんに感謝した

最後の急斜面を登るとなだらかな灯台へ

道に変わっていた、ただ油断すると怪我するので

慎重に歩いた

1週間前と2日前にまぁまぁの雪が降って道は

ヌカルんでいるのでなおさらだ

心配だったのでトラッキングシューズを履いて

きたので多少安心だったが、慎重に慎重に

進んだ

20分位歩いて、やっと到着した

ほっとしたよ、本当に

f:id:kob300m:20230521150335j:image
f:id:kob300m:20230521150327j:image
f:id:kob300m:20230521150331j:image
f:id:kob300m:20230521150347j:image
f:id:kob300m:20230521150339j:image

五等フレネルレンズ
f:id:kob300m:20230521150343j:image

灯台の灯篭はサビサビで、いい雰囲気だけど

昼の12時過ぎだったけど、結構日陰になって

いて薄暗く、暗いイメージだったね

f:id:kob300m:20230521150815j:image
f:id:kob300m:20230521150828j:image
f:id:kob300m:20230521150833j:image
水仙の花が咲いていた

 

f:id:kob300m:20230521151003j:image
f:id:kob300m:20230521150959j:image

30分ほど撮影して灯台を後にした

f:id:kob300m:20230521151311j:image
f:id:kob300m:20230521151307j:image
f:id:kob300m:20230521151315j:image

行きに写真撮れなかったので帰りにパシャる

f:id:kob300m:20230521151507j:image

この数字は何かな?
f:id:kob300m:20230521151458j:image

これでも道です
f:id:kob300m:20230521151502j:image
f:id:kob300m:20230521151518j:image

こんな景色もありました

f:id:kob300m:20230521151454j:image
f:id:kob300m:20230521151450j:image
f:id:kob300m:20230521151513j:image

 

フェリー乗り場に戻って来たのは14時近く

次の博多行きの便は、14時30分発

待合所で少しのんびり、猫をパシャリ

f:id:kob300m:20230521161130j:image
f:id:kob300m:20230521161138j:image
f:id:kob300m:20230521161134j:image

程なくしてフェリーに乗船して、出港

フェリー室内から撮影を楽しんだ

あまり綺麗には撮れなかったが

f:id:kob300m:20230521161520j:image
f:id:kob300m:20230521161516j:image

博多港端島灯台

f:id:kob300m:20230521161527j:image
f:id:kob300m:20230521161524j:image

博多港西防波堤北灯台
f:id:kob300m:20230521161512j:image
f:id:kob300m:20230521161531j:image

博多港防波堤灯台

f:id:kob300m:20230521161534j:image

ここは、以前無等375ミリレンズが使われた

 

15時過ぎに博多ふ頭第一ターミナルに無事

到着!遅めの昼飯をターミナル内の寿司屋?

で食べた

割安のような割高のような寿司だったな

 

予定は大分狂ってしまったが、結果には満足した

次の点灯シートの撮影の為にも、灯台まで絶対

到達しなければならなかったので

 

さて、ここからどうする?

予定では能古島に渡り能古島灯台の点灯を

撮影して、大急ぎで博多空港に戻る!だったが

 

車を姪浜港へ向け出発させる

姪浜港は能古島行きフェリーの乗り場だ

20分ほどで姪浜港に到着した

もちろん、都合の良いフェリーなんて無い

 

前調べで海上タクシーがある事を確認していた

港から海上タクシーの船長さんに電話をして

相談、話し合いの結果、能古島灯台近くまで

船で行ってくれる事になった

 

自分の希望は灯台下にある、灯台点検用の

海保さんが使っている桟橋に降りたいと

伝えたが、

そこは岩場で行けない、浜辺近くのキャンプ場の

桟橋に降ろすから、そこから海岸線を歩いて

行けとの事だった(徒歩30分の距離らしい)

(多分、灯台下の桟橋に船を着けるのはヤバい

んじゃないかなって感じた)

帰りの飛行機の都合があるからそんな時間は

ないし…

結局、灯台下まで行って点灯シーンを撮影して

帰ってくるって事で船を出してもらった

船は大小2艘並んでいた、当たり前だがちっこい方

かなりのスピードで船は進み、10分ほどで灯台

に到着

f:id:kob300m:20230521235737j:image
f:id:kob300m:20230521235751j:image
f:id:kob300m:20230521235741j:image
f:id:kob300m:20230521235744j:image

能古島灯台は点灯中だった

 

写真ぐらい撮れると思っていたがかなりの

揺れで、これが精一杯

動画に関しては全滅だった

また、来ればいい、そう思った

帰りは夕暮れの中、撮影をたのしむ

f:id:kob300m:20230522000636j:image
f:id:kob300m:20230522000633j:image
f:id:kob300m:20230522000640j:image
f:id:kob300m:20230522000629j:image
f:id:kob300m:20230522000644j:image
f:id:kob300m:20230522000652j:image
f:id:kob300m:20230522000648j:image
f:id:kob300m:20230522000655j:image

姪浜港に到着して、船長にお礼を言って

港を後にした

 

福岡空港を目指して車を走らせた

なんだか濃い1日だったなぁ~